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活動報告

部落格

旅行団の受入れについて

GWは暦通りに営業しておりますが、5/1は台湾も中国も祝日という事もあってとても静かです。

来日中の学生は忙しく仕事しておりますが「ギブアップ」の連絡も今のところはありませんのでのんびりと業務をしています。

今回はちょっと前の話もありますが、今年の弊協会の活動について書いてみたいと思います。

コロナ禍でかなり落ち込んだ外国人労働者はだいぶ戻ってきましたが、今度は円安の影響で給料が現地通貨換算すると目減りし、日本で働くモチベーションが続かないというケースが増えております。私達が受入れをしているインターンシップ生については、大学のカリキュラムの一環で来日し仕事の体験をすること(勉強)が目的で、お金稼ぎに来ている訳では無いのですが、頑張って働いた成果としての給料が低いとやはり不満の種になっている気はしています。

一方で旅行者にとっては日本旅行が安く感じられ、事務所のある川越も外国人観光客が溢れております。

そんな需要もあり、今年の1月と3月に弊協会では台湾からの旅行団の受入れの手伝いをしました。

1月の旅行団は弊協会がインターンシップでも受入れをしている台湾の大学の学生達15名ほどの団体です。

昨年の夏にここの大学の主任教授が学生の視察に来日した際に話があり、それが実現した形です。

実施したのは大学が冬休みに入ってからの旧正月前の時季で、主に午前中は日本語入門クラスで日本語の基礎を学び、午後は東京都内を中心に各地へ観光に行くというスケジュールでした。

横浜観光、東京大学見学、川越観光(着物体験)、鎌倉観光や抹茶や折り紙体験など盛りだくさんのプランで一同大満足して帰って行きました。その余韻はそれからしばらくの間続き、参加者のLINEグループは最近になってようやく静かになってきた感じです。

私は何度か様子を見に行きましたが、タイトなスケジュールでも疲れを見せずに元気に動き回る若い学生のパワーを感じ、驚くばかりでした。

 3月は大学院生の卒業旅行の受入れをお手伝いしました。

人材サービスなどを勉強している社会人学生で、こちらは勉強色が濃い旅行でした。

弊協会も日本の職業紹介についての講義を担当しましたし、その他に日本経営士会でのSDGzの講義、日光の取引先ホテルで外国人雇用の現地調査も行いました。

年齢層も30代から50代とバラバラですが、仕事をしながら大学院に通っているという方も多く、とても真面目に講義を聞いていました。

3月下旬は桜の開花のシーズンでもあり、都内のホテルはどこも高騰しており予約に大変苦労しました。

実際は桜の開花が遅れてしまいソメイヨシノはほとんど見ることができず残念ではありましたが、その他のスケジュールで満足して帰って行きました。

日光では前日に降雪があり、雪を見ることができて子供のように興奮していたのが印象的です。

旅行企画の受入れを通して台湾人の旅行好きや1週間という短期間で一つの業務が完結する事のやり易さや難しさを経験することができました。

コロナ禍を過ぎて日本における外国人労働者や訪日外国人の様子が大きく変化しているように思います。

今年度が始まりましたが、今までと同じことをするだけではなく、新しい事にもチャレンジしていきたいと考えております。

 

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