台湾高雄からのインターンシップ生@埼玉
当協会(HCA)は埼玉にありますが、地元の企業様にもご利用いただいております。 現在、台湾人インターンシップ生の林君と黄君が実習をしているのは、当協会から車で20分程のところにあり先日は両陛下も 宿泊された有名リゾートホテルです。 二人は台湾第二の都市である高雄市の大学で日本語学科に在学中の4年生ですが先月から来日していまして 卒業直前の来年6月まで日本で過ごします。台湾の大学では一定期間(3ヶ月~1年。学校によって違う)企業で実習をすることが 卒業の要件になっていることがあり、日本語学科の多くの学生はそれまで勉強してきた日本語を更に上達させ、日本の文化を 学び、仕事のスキルも身に付けることができる日本でのインターンシップ(実習)を希望します。 林君はこのインターンシップをチャレンジと捉えており、「異国の地で仕事の厳しさを乗り越えて帰りた い」と面接時に熱く語って来日しました。黄君は読書が趣味のインドア派なので親から「外に出て世界の広 さを感じて来い」と言われインターンシップを決めたそうです。 最初の仕事(実習)はルームメイキングですが、ホテルの担当者からの評判は上々。覚えも早く仕事での悩 みはあまり無く過ごしていると連絡がありました。これから実習を重ね、レストランサービスやインバウン ドの対応などで活躍していく予定です。 ただ、最近は日本の寒さに少々苦戦している様子。高雄はハワイとおおむね同じ緯度にあるので無理もな いのですが、予想以上の寒さに驚いていました。初任給が出たら湯たんぽを買う予定だそうです。 インターンシップ生は仕事面だけではなく、こういう環境の違いにも直面しながら生活しております。 先日久しぶりに会ったら来日直後の緊張も解れ若干たくましくなったように見えました。 当協会は地元の埼玉で過ごし成長していく学生も、もっともっと増やしていきたいと考えています。