コロナウイルスの流行に伴う緊急事態宣言発令を受けて4月から当協会でもほぼ休業状態が続いております。
4月の初旬にスキー場の学生がほとんど帰国して、残り数人になった学生もその後に受入機関の休館により4月末、6月
初旬に帰国したので6月15日時点で残りが5名だけになっております。
現在、外国からの入国は認められていないので新規の受入れは出来ず、暫くはこの状態が続くことが考えられます。
当協会の営業を本格的に始めて約3年というタイミングですので、いい振り返り&アフターコロナへの準備期間と考え
て過ごすしかないですね。
残った5名の学生のうち2名は5月末でインターンシップを終えて帰国する予定でしたが、帰国便がキャンセルになって
しまい、ようやく手配できたのが8月中旬のチケット。
その前に在留期間の期限が来てしまうので、先週は久しぶりに北陸まで県を跨いだ出張をして彼女たちの在留資格の
延長申請に連れて行きました。
インターンシップで来日する際に交付される「特定活動」という在留資格は通常は期間の延長はできませんが、これも
コロナの特別対応ということで延長が認められます。
初めてのケースなので必要書類等を入管にリサーチして学生に準備しておいてもらい持っていきました。とはいっても私は行政書士ではないので、申請するのは学生本人です。
何とか申請をして20分ほど待つと審査が終わり、無事新しい在留カードが交付されて期間の延長ができました。
今回行ったのは名古屋入管の福井出張所ですが、出張所(又は入管)によっては即日交付をしてくれないこともあるようですので今回はラッキー。
帰りにラーメン屋で学生とお昼ご飯を食べてから戻りました。
話によるとこの学生がインターンシップをしている旅館も休館日が多いのですが、優先的に出してもらい、いろいろな経験をしていると喜んでいました。
それにしても四川ラーメンの10辛(一番辛いレベル)を平気な顔して食べている姿を見ると文化の違いを感じます。
今回の出張では行き返りとも新幹線はガラガラで緊急事態宣言が解除されたとはいえ、元には中々戻らないことを痛感しました。
ただ、学生の元気な表情が見られて一安心できたのは良かったです。
例年は台湾、中国ともに6月の期末試験後に大勢の学生が来日しますが、今年はコロナの影響ですべてキャンセル。9月以降に少しずつ受入れが再開できればいいと思っております。
それでは皆様も引き続きご自愛ください