中国武漢から発生した新型コロナウィルスにより当協会も大きな影響を受けております。
受入機関や学生、当協会職員には一人も感染者が出ていないことだけ唯一嬉しい事です。
このウィルスの話がニュースなどで出始めたのは1月中旬頃だったと思いますが、ちょうどスキー場など冬のインターンシップ生の配属が終わってひと段落していた時でした。終わった翌週から報道が過熱してきたので、広がる前に来日してくれて「何とか間に合った」と感じて安堵していたのを覚えています。
しかし、徐々に感染地が拡大し日本でも感染者が出るようになり、今月遂には東京や事務所のある埼玉で緊急事態宣言が出されるほどになってしまいました。
実習受入機関の多くはホテル、旅館とスキー場。
どちらも不特定多数の人々が集まる場所ということで多くのお客様のキャンセルがあり影響が直撃してしまったと聞きました。
それに伴い休館される受入機関さんも出てきたり、大学側から帰国要請があったりでほとんどの学生が予定を早めて帰国してしまいました。
この1ヶ月は帰国の手続きや迎えなどでの出張ばかり。せっかく帰国の日程を決めてもフライトがキャンセルになって泣いて電話してくる学生もおりました。
今はようやくその業務が落ち着いてきましたが、急に多くの学生が帰国してしまい寂しく感じます。
戦後最大の危機と言われている今回の新型コロナウィルスの世界的流行。
まだまだ経験の浅い当協会にとって最初の苦境がこんなハードなものになるとは予想もしていませんでした。
本格的に営業を始めてもうすぐ3年。よい振り返りの機会を与えてもらったと捉えることができると思います。
時間はあるので反省点、改善点を考えて来る流行の終息に備える事が今出来る事でしょう。
当協会は従業員の健康・安全を第一に考え、4/1より従業員はすべて在宅ワークや休業してもらい対応しております。
お急ぎの時は馬橋が対応しますので遠慮無くお電話下さい。
何とかこの危機を乗り越えてまた多くの人財と関わって行ける日が来る事を切に願っております。