年の瀬です。
9月に有料職業紹介の許可を取得し動き出した当協会、まだまだ数は少ないですがお陰様でこの4ヶ月に
ワーキングホリデー業務とインターンシップ業務でそれぞれ少しずつ受け入れをすることが出来ました。
御協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
さて、今年最後の業務はワーキング・ホリデーで来日した台湾人陳くんの草津温泉への配属でした。
前日に来日した陳くんに当協会事務所がある東松山まで来てもらい、車で一緒に向かいます。
予定していた10時45分に駅に行きましたら既に到着していました。
30分以上前に到着して待っていてくれたようです。今まで多くの台湾の方と接してきて、
中には時間にルーズな者もおりますが、彼のようにきっちりと時間を守る人が多いと感じます。。
そして当たり前かもしれませんが、時間を守る方は仕事面でもきっちりしていて配属先の方からの
評判がいいことがほとんどです。ということでちゃんと時間通り来てくれたでだいぶ安心できました。
東松山から草津温泉は関越自動車道を経由して約2時間半。いろいろとお話をしながら山道を登っていくと
徐々に雪がパラつき始めてきました。陳くんは韓国に留学経験があるので雪は初めてではありませんが少し
興奮した様子。草津温泉に到着すると時折吹雪のようにもなり、それにはさすがに驚いておりました。
草津では勤務先に行く前に役場で住民登録と健康保険の加入を済ませます。
ワーキング・ホリデーは1年間日本に滞在できるので入国時に「在留カード」が発行されます。
定住して働く場合は原則到着後2週間以内に住民登録をして在留カードに住所を記載する必要が
あります。訪日外国人増加に伴い、通訳がいる役所も増えてきましたが草津町にはまだ居ないようです。
今回も1時間近くかかりましたが、役所の手続きはすごく面倒なので当協会では出来るだけ付き添っていく
ようにしています。
彼の勤務する旅館は草津中心地の湯畑に数十秒の好立地にある老舗旅館です。
この旅館に応募した理由は作務衣を着て仕事をしてみたかったからだそうです。
旅館の担当者や女将さんに挨拶を済ませ無事に配属完了しました。陳くんも次の日から
早速夢が叶います。寮の近くには無料の温泉もあり毎日入ることも出来ます。
ワーキングホリデーで来る方は18歳から30歳までの若者。当協会としては母国ではできないことを
たくさん経験して帰ってもらい、結果として彼らの将来に良い影響が起こればいいと思っております。
来年はそのような場所をもっともっと創っていけるように活動していきたいと思っております。
それでは皆様も良いお年をお迎えください。