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活動報告

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2025年夏のインターンシップ

4月初旬に当協会としては初めて3人のベトナム学生の受入れをしましたが、その配属が終わってからは夏のインターンシップ生の受入れ準備を進めて来ました。

面接→入管へのCOE申請→COE交付→査証発行と順調に進み、最近は来月から順次来日する学生に向けて配属前の最終説明会を行っているところです。

今年は9月までに約25人の学生が来日し、インターンシップを開始します。

 

そして、昨年からインターンシップをしてきた学生の帰国も近づいております。

22人の学生がインターンシップを終えて帰国する予定ですので、9月以降もほぼ同数の学生をサポートしていくことになります。

 

昨年の夏から来た学生の中には、来日早々にギブアップして早期帰国した者も居ましたが、日本の会社のやり方に最初はストレスを溜めつつも、徐々に自分なりの対処方法を身に付けて何とか頑張った方、最初から最後まで全く問題なく仕事をやり、休みを利用して旅行などを楽しんだ学生など様々でした。

来日前の面接時には「旅行で日本に来た際にホテルで受けたサービスに感動したので自分も学びたい」などという学生がかなり多いのですが、実際にサービスを提供する立場になると大変な事が多く、また商習慣の違いに戸惑う事も多いようです。

 

海外インターンシップは一旦帰国して、残りの大学生活を送らなければならないので、そのまま就職するケースは非常に少ないのが現状です。それだけにこの制度は日本語の会話力向上以外では、仕事上の技術的なスキルを身に付ける事よりも、文化や習慣の違いを実感し、疑問や不思議に感じる「経験」ができることが大きなメリットかと思います。

この経験が活きるかどうかは即効性があるものではないのでわかりませんが、今後の彼らの人生において確実に影響を及ぼすことにはなると思います。いい形で役立ってくれれば嬉しいと思います。

 

配属がもうすぐ始まるのに懸念点があります。

当協会のスタッフの在留資格が下りてきていない事です。今年初めにスタッフが寿退社したので、急遽入ってもらった台湾スタッフですが、入社当時はワーホリで日本に滞在中でした。台湾人ワーホリの在留資格「特定活動」から「技術・人文知識・国際業務」という仕事の為の在留資格(所謂就業ビザ)に変更はできないのが原則で、認定証明書(COE)という証明を出してもらい、台湾でビザを取って来日する必要があります。申請を入管に出してから既に3ヶ月半経ちましたが未だにCOEは交付されません。管轄の東京入管が非常に混んでいるのは知っていますが、問い合わせしても「審査中」と言われるだけで、どうする事もできずにただただ途方に暮れる毎日です。

このままですと私一人で25人の学生を受入れしなければならない事態になるかもしれません。

以前は私一人ですべてやっていましたので出来ないこともないのですが、スタッフに同行してもらうといろいろな面で助かります。

来週までに下りないと間に合わなくなりますので何とか交付されることを切に願っています。

 

梅雨真っ只中のはずですが、真夏のような暑い日が続いています。皆さまお身体ご自愛ください。

 

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