来日中のインターンシップ生にとって大きな行事の一つに先生の訪問があります。

※各大学の規定や予算の関係などで先生が巡回される学校とそうでない学校があります。

先日8月7日~9日及び8月21日~22日に猛暑の中、台湾の学校から担任の先生が来日したので当協会は同行してインターンシップ先を訪問してきました。先生がわざわざ来日して巡回する目的は学生のインターンシップ状況確認とガス抜き、実習先へのお礼や適正確認などです。インターンシップを開始して1カ月ほど経ったタイミングでの巡回は特にガス抜き部分が大きいように感じます。台湾で日本語を学んでいても日本語だけの生活はそれなりにストレスも溜まっているだろうし、日本の企業文化にも違和感を感じる部分もあって当然です。学生の話を聞いてアドバイスをして場合によっては受入企業と調整する。早い段階で実習(インターンシップ)の妨げになる障害を取り除くことはとても重要なことと思います。

日本では当協会が学生の面倒を見ており、上記の問題には注意を払っておりますが、やはり3年、4年間一緒に生活してきた先生は特別な存在です。先生が話をすることで今まで上がってなかった問題に気づくこともあるので当協会は必ず同行することにしています。また、企業側の意見を聞く必要もあるからです。

今回来日した二人の先生は日本での留学経験があるのでホテル側とも直接話ができ、最寄り駅での待ち合わせ時も10分前には電車を乗り継いで来ているという日本慣れした方達でした。

肝心の巡回先での学生、企業の反応ですが、今回は双方とも概ね大きな問題もなく引き続きこの調子でやっていきましょうという様子でした。いくつかの確認事項(給料計算方法や帰国時の調整)はありましたがそれは戻ってから既に解決しています。

中には日本でのインターンシップ生活を満喫しており「帰りたくない」と言い出した学生もおりました。先生によるとそのインターンシップ生は日頃はあまり自分の意見を言わない学生で、短期間の日本生活でだいぶ変わったみたいだと感想を話しておりました。

まだ、学業の途中なので勿論無理な話ではありますしインターンシップは勉強の一環なのでいいことばかりでなく、逆に日本企業や職場の大変さ、難しさを知ることもありだと思いますが、仲介している立場としては双方が円満にやってくれることはやはり嬉しいことです。

話を聞いていると円満にやっていただける企業様は今までインターンシップに限らず多くの外国人財を受入れた経験があることがわかります。最初はいろいろと苦労もあったみたいですが、試行錯誤して徐々に社内で受け入れ体制を作ったようです。周りの従業員の接し方も慣れています。

従業員それぞれに特性があるように「日本語が完璧ではない学生」も一つの特性として捉えて仕事を割り当ててくれているように感じました。

当協会としてはそんな事例をよく勉強しておきたいと思います。必ずしも同じにやればいいとは限りませんが、うまくいく企業様の共通項を常に観察したいと思います。

この夏は6ホテルを巡回し、先生も安心して帰ってもらうことが出来ました。先生と意見交換をすることができたことも今後に繋がる良い機会となりました。

今回巡回先で久しぶりに会った学生も先生に励まされてモチベーションアップしたように思います。

当協会としては彼らが残りのインターンシップ生活も頑張り、無事に修了できるように引き続きサポートしていきます。